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高森明勅
2014.4.16 13:14

近時の拙文

現在発売中の雑誌に掲載されている小生の文章を紹介しておく。

WiLL』5月号「天皇という苛酷なご生涯」
― これまで私が書いてきた文章の中で最も大切な一つ。
文末に非礼を省みず、
些かの感慨を込めて今上陛下の御製と皇后陛下の御歌を
一首づつ掲
げさせて頂いた。

『歴史人』5月号「靖国神社の戦後史」
同誌創刊以来初の戦後史特集とのこと。

しかし拙文では“戦後史”とのタイトルでも、
明治時代の東京招魂社以来の歴史を全てカバーした。

手前味噌ながら、
靖国神社の歴史と靖国問題の全体像を
これだけコンパクトにまとめ
た文章は、これまでなかったのでは。

貴重な写真も満載。

JAPANISM』18号「『反韓』の起源と超克」
雑誌の特集は「反日国家 韓国」。
しかし拙文では、むしろ我が国での「反韓」
ブームの由来と、
その克服の方向性を探った。

紙幅の制約で舌足らずだが。

『一個人 別冊「天皇と皇室」』
「女性宮家と皇位継承問題を徹底対論」
平安から江戸時代の賢帝4人の政治力解剖」
同誌平成24年2月号と同25年6月号から再編集した別冊。

徹底対論」には私と立場を異にする
八木秀次氏の文章も収められてい
て、女性宮家を巡る対立点と、
どちらが真に皇室の将来を憂慮しているかが鮮明になる。

賢帝4人」で取り上げているのは、
桓武天皇、後白河天皇、
後醍醐天皇、後水尾天皇。

この文章は既に拙著『皇室論』(青林堂)に収録している。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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